税理士受験生がここ8年間で3割減少しています。
推移は次のようになります。
平成19年度 53,324人
平成20年度 51,863人
平成21年度 51,479人
平成22年度 51,468人
平成23年度 49,510人
平成24年度 48,123人
平成25年度 45,337人
平成26年度 41,031人
平成27年度 38,175人
ここ3年くらいは特に減少が激しいです。
毎年、約3000人減っています。
原因としては、色々考えられるのですが結局は需要と供給のバランスの問題でしょうか。
税理士が余ってるんでしょう。
近年では、団塊の世代の税務署OBが定年による税理士登録の増加、公認会計士の税理士登録などが増えています。
少子化による受験世代の減少もあります。
税理士試験でも厳しい競争をして、登録してからも競争があるわけですから受験する人が減少するのも当然でしょう。
受験者数の減少に伴い都市部では人材が不足して売り手市場だと言われていますが、減少傾向に歯止めがかかるのかは疑問が残ります。