先日、個人事業者さんに、クレジットカードから落とした経費は、どのように処理したらいいのですか?
と質問されたんで書いてみようと思います。
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1.引き落とし口座が事業用の口座の場合
まず、その引き落とされた口座が事業用の口座だったら
(経費)××× (普通預金)×××
という仕訳になります。
2.引き落とし口座が事業用の口座でない場合(通常)
事業用の口座でない場合には、
(経費)××× (事業主借)×××
とい仕訳になります。
3.引き落とし口座が事業用の口座でない場合(現金勘定を使用する場合)
事業主勘定を使うと経費が漏れてしまったり、元帳への転記が面倒くさいという方もいると思いますので、
事業主に同じ金額を支払って現金で処理するって言うのでもいいと思います。
その場合には、次の仕訳になります。
(経費)××× (現金)×××
明細がない場合には、出金伝票をきっておくとよいでしょう。
出金伝票に記載しましたら、それを現金出納帳に転記して下さい。
現金出納帳に転記が終わりましたら、出金伝票は領収書綴りに貼って下さい。
領収書綴りの私のおすすめは、コクヨのスクラップブックです。
後から、見ても見やすいように、領収書は、日付の古いものが下にくるように貼って下さい。
コクヨのスクラップブックは500円くらいしますので、あまりお金を使いたくないというのであれば、
A4のコピー用紙や普通の大学ノートに貼ってもかまいません。
上の1から3のどの方法をとる場合でも、クレジットカードの明細は7年間保管して下さい。
【編集後記】
先日、先輩のお客さんで個人の確定申告をe-taxした方が、税務署から医療費の領収書等の添付書類を提出してほしいというお願いが来たそうです。
税理士の代理送信ならノーチェックで通ると思っていましたので少し驚きました。
このような、ことがありますので、e-taxで添付書類を省略したかたは、生命保険料の控除証明書等の保管はきちんとしておくといいでしょう。
あと、G1クライマックスの優勝決定戦の棚橋VS中邑戦凄かったですね。
プロレスラーってほんと尊敬します。私が食らったら全部即死するような攻撃を何度も受けて返して、それを見てると感動します。
今日、8月18日から税理士試験です。私が受験していた頃は、8月の初旬に行われていたので、今の受験生はお盆休みもなしで勉強だなんて気の毒だと思います。
私の知り合いも何人か受験しますので、影ながら応援します。