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なぜ、マイナンバーが導入されるのか?
こんにちは、税理士の寺田です。
齋藤、斉藤、斎藤と3つのサイトウを見ればピンと来ますよね。
そうです!
齋藤飛鳥、斉藤優里、斎藤ちはるの乃木坂46のサイトウ3人組みですよね。
これって正直、3人を正確に表記するのって大変ですよね。
齋藤なんて書けないですよね。
乃木坂46でさえ、サイトウさんが3人いて、それぞれサイトウの表記が違う訳です。
このような、日本語の複雑な表記が、「消えた年金」問題を引き起こす1つの原因になるわけです。(他にも大きな問題があると思いますけど)
齋藤さんて簡便的に斉藤使ったりしますよね。
そうすると、税務署の方で所得を突合しようとする時に、エラーが出てしまうんですよ。
つまり、住所と名前だけで個人情報を管理するのは、かなり難しいわけです。
そういった訳で導入しようとしてるのが、マイナンバー制度です。
脱税が出来なくなる!
マイナンバー制度は、諸外国では、かなり浸透しています。
戸籍はないけど、マイナンバーはあるっていう国もあります。
銀行の通帳を作る時にマイナンバーを呈示したりしてますね。
このマイナンバーを導入すると最初にどんな影響がでるかといいますと、ずばり、脱税が出来なくなります。
例えば、東京の大学で一人暮らししてる子供を扶養家族に入れていたとしますね。
しかし、実際には、子供はアルバイトで103万円以上稼いでいるため扶養から除かなければなりません。
こういうのが、従来は、親と子の住所が離れてるとなかなかバレなかったんです。
でも、これからは、一発でバレるようになります。
年末調整の時に、子供のマイナンバーも記載するようになりますから、子供のマイナンバーの情報を調べて103万円を超えていたらすぐわかります。
コンピューター上で、脱税してる可能性が高い納税者を簡単にリストアップしてくれるでしょう。
あー恐ろしや、マイナンバー。
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