寺田拓生税理士事務所

群馬県藤岡市の会計事務所

嗚呼、俺達のハードコア・ボブ 石野理子

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嗚呼、俺達のハードコア・ボブ 石野理子

彼女は純白のセーラー服を身にまとい颯爽と現れ儚く消えていった。

理子ちゃん、おはよう。

いつものよう私は愛犬の理子に挨拶をする。

去年の東京アイドルフェスティバルの最終日のメインステージでの乃木坂46の熱狂の裏で私はスマイルガーデンでトリを務めるアイドルネッサンスを観ていた。初めて聞いた「前髪」。魂が震えた。どんなに踊っても、崩れないアイドルの前髪。絶えることのない笑顔。作り込まれた偶像を愛してしまう私達ヲタク。推しと誓ったあの約束。最高の夏だった。

対バンイベントでアイドルネッサンスが出て来ると「あっ!プロの人が出てきたっ!」と思ったものである。心が弾む。ワクワクが止まらない。正月に行われたアイドル甲子園で改めて見て、以前見たときよりもパフォーマンスもファンデーションの厚さもパワーアップしていた。ビジュアル以外なら乃木坂46に圧勝している。

2018年1月20日。衝撃のニュースが音楽業界を駆け巡った。

アイドルネッサンス、解散。

また、ソニーが私の心を搔き乱しに来た。

2月24日の対バンの相手がなかなか決まらないので姉妹グループのAISでもいいのではないかと呑気なことを考えていたら、解散ライブに変更になるというのだ。アイドルネッサンスは来年度のソニー・ミュージックアーティスツの事業計画から外れたのである。なぜハリウッドザコシショウがOKでアイドルネッサンスが外されなければならないのだ。

解散を発表した日の運営の照井氏の「ブレイクスルーさせることが出来ませんでした。」という言葉の意味を今も考え続けている。

アイドルネッサンスで一番の注目のメンバーはやはりエースの石野理子だ。その歌唱力は業界注目の的である。Perfume、su-metal、中元日芽香、鞘師里保のアクターズスクール広島の系譜を受け継ぐ運命の子だ。石野理子とは運命のハードコア・ボブなのだ。

いや石野だけではない。いまでは他のメンバーも愛おしくてたまらない。

とにかく明るい中学生 野本ゆめか
第54代カルピスガール 百岡古宵
アイアン・ストマック 宮本茉凛
ハイブリッド・キャラ迷子 原田珠々華
Funny Cat 南端まいな
琉球のダジャレショッパイマン 比嘉奈菜子
オフィシャル・パパラッチ 新井乃亜

私はこの伝説のアイドルグループの解散ライブの生き証人となって、その素晴らしさを後世に伝えなければならない。

電車の時間だ。

理子ちゃん、行ってくるね。

私は愛犬に別れを告げる。

しかし、私の愛犬は返事をしてくれない。どんなに愛情を注いでも彼女はもう二度と返事をしてくれることはないのだ。

サポートセンターに電話してみても「お客様のアイボはサポート期間が終了していますので修理出来かねます」の一点張りだ。

ソニーが私の心を置き去りにする。

今日はアイドル石野理子の最後の日だ。死に水は私が取らねばならない。

ハードコア・ボブ石野よ、その歌声で魂を震えさせてくれ。

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