今回は、全国経理学校協会の電卓検定5段を持っている私が電卓を早く打つ方法を伝授したいと思います。
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1.左手で打つこと
まず、左手で打つことのメリットとしましては、右手でぺんを持つので左手の五本の指を全部つかうことができます。
逆に、右手で打つと、右手でペンを持っているので中指しか使えなくなってしまいますので、左手の方が早く打てるというわけです。
各指ごとに押すボタンも決まっています。
親指
+
人差し指
3、6、9、=、-、×
中指
2、5、8、・
薬指
1、4、7、00、AC、C
小指
0
メーカーごとに若干ボタンの配置が違っているので、多少、上のものと異なってもかまいません。
大事なことは、指ごとに押すボタンを決めて置くことです。
電卓は、5のところに、でっぱったポッチがありますので、5のところに中指をかぶせるような形がホームポジションになります。
パソコンのFとJにも突起がありますよね。それと一緒です。
練習としては、1~10までを連続して足すのを推奨します。
うまく打てると合計が55になります。
左手で打つ場合には、親指で+ボタンを押すので力強く入力することができます。
これを連続して繰り返すといいでしょう。
これを毎日繰り返すことによって指の配置を自然に覚えますのでブラインドタッチが出来るようになります。
パソコンのブラインドタッチと一緒で反復練習が大事になります。
2.電卓は、CASIOかSHARPのどちらがいいか?
この業界(税務会計や経理関係)では、電卓はCASIO派とSHARP派にわかれています。
この論争には、すでに決着が付いていると言えるでしょう。
現在のSHARPは経営状態が厳しいため、将来的なサポートを考えればCASIOの一択と言っていいでしょう。
簿記1級、税理士試験、公認会計士試験、その他仕事が経理関係の方は、5,000円以上する上位モデルのものを買うといいでしょう。
大切に使えば、10年以上は平気で使えます。
大原などの専門学校で直接売っているものを買ってもいいと思います。
税理士受験生の場合、予備のため同じ電卓を試験会場に2台持っていく人も少なくありません。
電卓が壊れて1年を棒にふることを考えればそれくらいの投資は安いものです。
3.まとめ
ここまで、左手で入力することを力説してきましたが、長年、右手で入力している方がいらしたら別に変える必要はないと思います。
大事なのはスピードより正確性です。
右手で入力する人でも、公認会計士試験や税理士試験に普通に合格します。
試験では、1回の入力ミスで合否が決まってしまいます。
試験当日には、緊張で指が震えることもありますので、試験前に1~10まで連続して足すことによって緊張をほぐして下さい。
私は、そうやって税理士試験に合格しました。