理論暗記って本当に辛いですよね。
税理士試験の税法の理論暗記ってちょっと異常じゃないですか。
理サブ1冊まるまる覚えるとか。
クレージーですわ!
私もいろいろ試しましたよ。
書いたり、読んだり、聞いたり、入力したり。
まず、それぞれの方法について整理してみたいと思います。
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1.書く
まず、書いて覚えるっていうのは、時間がかかるんですよ。
財務諸表論のボリュームくらいだったら、書きまくって合格するっていうこともあるかもしれませんけど、税法はそれほど甘くないですわ。
それに、ずっと理論、書いてたら、腕もげます。
まー、もげはしなくても、腱鞘炎です。
試験直前に腱鞘炎をこじらせたら今のスピード試験じゃ書ききれないです。
私は、書くのは一番最後ですね。
ちゃんと試験で書けるか確認するために、書くって感じです。
2.読む
私の場合はこれメインです。
特に音読ですね。
一番多いパターンが、15分間音読して、5分休憩します。
これを、何セットもくり返すのをメインにしてました。
読むのも速読ですね。
できるだけ早く音読してました。
そうすることによって思い出すときも、頭の中で理論が早く回転するようになります。
この方法のデメリットとしては、音読なので、のどが痛くなるんです。
あと、私は会社の昼休みも勉強してましたから、食後すぐやると胃酸が逆流するんで胸やけになります。
胸やけがした場合には、ガスター10を飲んでました。
あとは、隙間時間があるとすぐブツブツ理論を唱えていましたので、周りからはちょっと変わった人だと思われるという、副作用もありますね。
書いては腱鞘炎、読んでは胸やけ、税理士試験ってほんと死闘です。
3.入力する
これは、理サブか、理マスをワードで入力しておきます。
入力することによって、覚えるかどうかはわかりませんが、それを印刷しておけば仕事中、暇な時にそれを見ていたとしても、仕事をサボってるとは一見わかりませんよね。(ほんとうはバレていたと思います。)
4.聞く(最終手段)
私は、一番最後にこれを取り入れましたね。
いわゆる、速聴です。
税理士試験ってホント細かい時間の積み重ねだと思うんですよね。
どっかに時間がないかって、
そしたら、時間があったんですよね。
車を運転している時や、歩いてる時です。
試験前は夜、寝る時に布団の中でも聞いてました。
今は国税3法と消費税法とかは、理論CDとかが売ってるかもしれませんが、
私の場合は自分の声を録音しました。
それを、3倍速で聞きます。
車の中だったら、聞きながら音読することもできますよね。
この方法が、なんで私の最終手段かと言うと、ipodで音楽を聴いたり、録音した深夜ラジオを聞くという、当時の私の唯一の娯楽を捨てなければならないからです。
修行僧になる覚悟で臨まなければ受からないですよね。
税理士試験って。。。
4.まとめ
いろいろ書いて来ましたが、私の場合は通常の勉強方法は、音読と速聴を組み合わせて、最終段階で覚えているか確認するために書くっていうパターンでした。
合格率10%の試験ですから、普通のことやってたら合格しませんよね。
特に税法の場合は、大半は簿財を突破して来た人ですから、死闘はまぬがれません。
大事なのは、修行僧になる覚悟です!