寺田拓生税理士事務所

群馬県藤岡市の会計事務所

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事業用の通帳は必要か?

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通帳は少ないほうがいいです

これ、私の考えなんですけど、通帳なんて少ないに越した事ないと思っています。

新しい銀行の融資を受けるため、新しい通帳が増えて行くってことはあるかもしれません。

それでも、借入をするってことは、リスクを背負うわけですから、いい事とは言えませんよね。

強いて言うなら、預金残高1,000万円を超えたから、ペイオフを意識して、他口に通帳を作るというのならいいと思います。

先日、銀行の人と話していたら、個人事業者には屋号付きの通帳を新しく作るよう勧めているとのことでした。

屋号付きの通帳っていります?

私も屋号付きの通帳を持っています。

私の屋号付きの通帳の名義は「(氏名)税理士事務所 (氏名)」です。

作ったものの正直使っていません。

屋号付きの通帳の利点としては、信用力が増すと言われています。

でも、私の場合には、通帳の名義が「(氏名)税理士事務所 (氏名)」と「(氏名)」だけのものとに信用力に違いがあるとは思えないですよね。

屋号があるかないかで信用力に違いがあるとは思えません。

しかも、屋号付きの通帳は、税金の還付には原則使えませんし。

事業用の通帳を作る利点としては、個人のお金と事業のお金が混ざんないようにということなんですけど、私はそれにも疑問があります。

個人の生活費と事業のお金なんて混ざったって問題ないです。

事業で稼いだお金を個人用の口座に移す時間がもったいないです。

こっちの通帳でいくら必要でって1個ずつ管理するのって面倒ですよね。

通帳なんて少ないに越したことないです。

そう言っている私ですら、止むに止まれずいくつか通帳を持ってるくらいですから。

通帳を分けてほしいとしたら、事業所得と不動産所得の両方がある人です。

こればっかりは、青色申告の場合は貸借対照表を2つ作りますんで別々で管理してほしいです。