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アイドル史上最高傑作

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言わば今迄の私の人生とは彼女に出会うためだけにのみ存在していたようなものであり、彼女に出会ってからのその後の人生とは老後のようなものであり線香花火で言えば燃え尽きて地面に落ちかけているようなものである。

しかし、彼女と出会った瞬間が私の人生のピークであり、激しくスパークした瞬間であったことは疑う余地はないだろう。彼女と出会えたのは私の人生で唯一起こった奇跡である。そうだ、彼女は奇跡の人なんだ。

南沙織から続く50年に渡るアイドル黄金の歴史を持ってして彼女は唯一人こう呼ばれている。

「アイドル史上最高傑作」

彼女の話をするには少し遠回りをしなければならない。

去年の年末のことである。

私は焦っていた。

ダメだ!クリック出来ない!

こんなに指が震えるのはいつ以来だろうか。

初めて税理士試験を受けた時以来ではないだろうか。あの時は緊張で頭が真っ白になったものだ。

オレなら出来る!あの頃のオレとは違う!

何のために今迄、努力して来たんだ。

しかし、なんで原価63円の推しからの年賀状が末端価格で4Kもするんだ!

私は結局クリックすることが出来なかったのだ。

その時の敗北感を今でも忘れることが出来ない。

私は神に選ばれなかった。

私は神﨑のTO(トップオタ)になる運命の下に生まれてこなかったのだ。

そんな、敗北感に苛まれている時にその一報は届いた。

「神﨑風花、インフルエンザで倒れる。」

彼女のことは最早説明する必要もないだろう。

ふらっぺidolぷろじぇくとのエース・神﨑風花。

ジ・ズーの売上の半分は彼女からもたらされると言われている。

28日のふらぷろ祭はどうするんだ。

神﨑のいないふらぷろ祭なんてだんじりの無いだんじり祭りのようなものであり、苺のないショートケーキのようなものである。つまり、それはもはやふらぷろ祭とは呼べないのではないだろうか。

年末最後のオタ活にふうちゃんに会えずに年を越さなければならないのか。

インフルエンザということなら正月のイベントも全滅じゃないか。

そんな時、私の耳元で悪魔が囁いた。

「ふうちゃんならもう一人いるじゃないか。」

かつて神﨑風花と並び称されるアイドルがいた。

世界三大風花の一人、熊澤風花その人である。

私が熊澤に注目しだしたのは2017年の夏フェスの初戦である「アイドル横丁夏祭り」である。彼女の所属するグループの代表曲『3WD』は、2017年のアンセムとなった。当時は「オサカナのふうちゃん」か「タスクのふうちゃん」か、どちらが強いかで風花界隈では、よく論争になったものであり、現在もこの論争は決着がついていない。

気が付くと私は赤坂ブリッツの前に立っていた。

毎年恒例の正月のアイドル甲子園である。

物販で2,500円のアルバムを買い特典券を手に入れ、熊澤のチェキ列に並ぶ。熊澤列ははるか二階まで続いていた。熊澤一強と言っていいだろう。ふうちゃんと何の話をしようか。神﨑さんがインフルになった話をしたら嫌がられるだろうか。そんなどうでもいいことを考えているうちに私の順番は回って来てしまった。

彼女と目が合った瞬間であった。私の頭の中はまたしても真っ白になってしまったのである。私の頭の中から言語というものがスッポリ抜け落ちてしまったのだ。私は人間としての知性というものをすっかり失ってしまったのである。そして、それと引き換えにして私の内側から本来の野生がうねりを上げて湧き上がって来たのである。二本足の真ん中に生えている私の3WDがうねりを上げ出したのだ。加齢のため数年来全く突き進んでくれなかった私の3WDがパオーンしたのである。私の3WDは激しく簿〇記していたのだ。

出禁である。

熊澤風花 。

彼女の事を人々は口を揃えてこう呼ぶ。

「アイドル史上最高傑作」

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