将棋好きアイドル、OL兼任アイドル、目からビームを出すアイドルなど現在のアイドル戦国時代を生きて行くには他との差別化が重要な戦略となってくる。
その中で哲学を武器にして戦うアイドルは彼女しかいないであろう。
それはNMB48の「りりぽん」こと須藤凜々花である。
現在、NMB48は渡辺美優紀が卒業するためナンバー2を巡る相続問題が勃発している。
このナンバー2を巡る争いで現在有力とされているのが須藤凜々花(総選挙44位)と白間美瑠(総選挙24位)である。
渡辺美優紀の卒業コンサート初日での須藤凜々花の「私はここに商売しに来たわけでも遊びに来たわけでもなく、波風を立てに来た」発言は痺れるものがあった。
マイクを持つとやはり須藤は強い。
2013年に行われた第1回AKB48グループドラフト会議でチームNキャプテン山本彩は第1巡目で3チームが競合するなか須藤凛々花を引き当てた。
チームNは2巡目は選択終了。
つまり、須藤がとれれば十分であると判断したのだ。
山本彩としても自分が苦労して引き当てた須藤が可愛いであろう。
最近では、山本は須藤や太田夢莉を頻繁に家に泊めたりして可愛がっている。
山本彩というのはAKBでいう所の前田敦子であり高橋みなみだ。
その山本自らが須藤と太田に帝王学を授けているのである。
私はストーリー性があるアイドルが好きだ。
この須藤にも面白い逸話がいくつも出てくる。
福本伸行先生の「アカギ」を読んで麻雀に嵌って今では自身の麻雀番組を持つようになる。
将来の夢は哲学者になることだと発言しており「人生を危険にさらせ!」という哲学書も出版している。
私もこの本を読ませて頂いたが正直アイドル本を期待していたのだが完全な哲学入門であるためあまりお勧めできるような本では無い。
間に挟まれている彼女のコラムも偏差値67の高校に通っていただけあって自頭の良さを伺うことが出来る。
トークだけでなく文章でもりりぽん節というのを構築しつつあるようだ。
そして、2015円8月に世間に衝撃を与えたのがツイッターでの「処女発言」である。
バカを見たって枕ぽんと言われたって正直でいますぜ。
一生懸命、美しい嘘で塗り固めて生きたってどうせ死ぬんだから。
経験はありません。処女です。 https://t.co/zydNb5OPLr— 須藤凜々花a.k.a.りりぽん (@riripon48) August 17, 2015
これはNMB48の12枚目シングル『ドリアン少年』で須藤がセンターに抜擢されたため、アンチの中から彼女が枕営業でセンターになったというでっちあげにより「枕ぽん」と言われていたことに対する反論ツイートである。
枕営業などしていない、なぜなら私は処女だから。
10代の少女がツイッターというSNSで世界中に対して処女宣言したのである。
ここに彼女の凄さを感じることが出来る。
NMB48須藤凜々花、近い将来彼女の活躍から世間が目が離せなくなる時が来るであろう。
<参考文献>