(前回までのあらすじ)
突然の中元日芽香によるAKB48選抜総選挙2017への立候補の表明により驚きを隠せない我らひめきゅん一向。そんな中、ハゲ税さんは中元日芽香選挙対策本部、通称「中元選対」を立ち上げることとなったのである。
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第2話 中国からの指令
我々、中元選対は速報で仕掛けるか否かで迷っていた。
出来れば速報で仕掛けたくは無かった。
その理由として、もし速報で中元が1位になってしまった場合に指原ヲタを本気にさせてしまう可能性があったからだ。
指原には、HKT48という箱の支援がある。
そんな折に、中国サイドのひめきゅんから指令が来た。
「速報は日本だけでなんとかするべきだ。それ次第で我々は動くかどうかを決めさせてもらう。」
もし、速報で1位を取らないと、中国のひめきゅん砲が発動出来なくなってしまう。
指原ヲタを本気にさせたくは無かったが、中国ひめきゅん砲はどうしても発動させたい。
速報で仕掛けるべきである。
速報で中元選対が所持している票の大半を注ぎ込むことにした。
私たちは死力を尽くして戦った。
貯金を切り崩すものもいた。
保険を解約するものもいた。
モバイル票を確保するため親族、知人、友人にひたすら頭を下げるものもいた。
恐らく、「祭りの輪」の外からこの光景を眺める人々は、なんとバカなことをやっているのかと呆れかえるだろう。
ひめたんの笑顔と勝利のために、ひめきゅん達と苦しみを分かち合い、そして歓喜の瞬間を待ち望む。
綺麗ごとや小難しい理屈は必要ない。
我らひめきゅんは畳の上で死ぬような生き方はしないのだ。
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