『乃木坂46物語』を書かれた篠本634先生の『HKT48成長期腐ったら負け』を読ませていただいた。
実に名著である。
最近、坂道シリーズだけじゃなくてAKB48関連の本も少しずつ読むようにしてる。
AKB48とはまるで三国志のようだ。
覚えきれないぐらいの登場人物がいて、各地に勇猛な武将が存在する。
AKB48本体には渡辺麻友、島崎遥香、SKE48は松井珠理奈、NMB48は山本彩、渡辺美優紀、HKT48は指原莉乃がいる。
そしてAKB48のシングルになると各地のエース達が集ってくるところなど黒澤明の『七人の侍』を彷彿とさせる。
ここまで読んで私が乃木坂からAKBに乗り換えようとしているのではないかと心配している読者もいるかもしれないが安心して頂きたい。
私が最近AKBグループの研究をしているのは、実は乃木坂46の3期生として欲しい人材を見つけるためである。
言わば敵情視察と言っていい。
本著を読んで初めて知ったのであるが、秋元先生が松井珠理奈のことを何と称したか知っているであろうか?
“神様が指さした子”
だそうである。
さすがにちょっと言い過ぎな気がして吹き出しそうになってしまった。
2013年4月27日にHKT48が初の武道館での単独ライブを行うシーンでは乃木坂ファンとして目頭が熱くなるものがあった。
次の瞬間、東のステージがゆっくりと上がってくる。
同時にかかる乃木坂46の『制服のマネキン』
「うわぁぁぁぁー!!!」
客席が揺れる。この日、最大の盛り上がりが起こった。
「やりやがった!」
「なんでもアリかよ!!」
そのファンののテンションは、前日までのSKE48、NMB48の盛り上がりに負けていなかった。
(142頁)
この演出を仕掛けたのが指原莉乃である。さすが「策士」と言われるだけはある。
AKB48やSKE48の楽曲ならまだしも、公式ライバルである乃木坂46の楽曲を自分達のライブで披露したのだ。
本著を読んだ結論として私がHKT48から乃木坂46の3期生として欲しいメンバーはやはり現センターの「はるっぴ」こと兒玉遥である。
「はるっぴ」だったら生駒里奈、堀未央奈のセンター経験者の1対2のトレードでも乃木坂に欲しい。
これくらいの刺激が今の乃木坂には必要だ。最新シングルでは欅坂46の方が世の中の注目を集めている。
コメント
コメントはありません。