先週の土曜日の午前中から西野七瀬がアシスタントをつとめる「ライオンのグータッチ」と言う番組が始まった。
初回ということもあり早速チェックさせて頂いた。
いつものように、西野は借りて来た猫のように静かに椅子に座っていた。
まさに「無口なライオン」である。
生駒里奈だったら爪痕を残せなかったと言って人目も憚らず悔し涙を流すことであろう。
人々はそれを生駒劇場と言う。
生駒里奈の魅力は少年漫画の主人公のようにいい意味でも悪い意味でも分かりやすいところにある。
しかし、西野七瀬の場合は違う。
西野七瀬というのは、内に秘めた想いを私達に見せてくれない。
唯一、強い気持ちを見せてくれたのは4thシングルの「制服のマネキン」で秋元真夏に福神の椅子を明け渡した時ではないだろうか。
あの時は悔しさのあまり母親に「ナナ、大阪帰る!」と電話をしたのは有名な話である。
今では乃木坂のエースである西野であるが乃木坂結成当初は決して目立つ存在では無かった。
デビュー曲の「ぐるぐるカーテン」では3列目の左から3番目であった。
生駒や堀のように最初から作りあげられたスターではない。
私は西野七瀬の魅力は影の部分にあると考えている。
同メンバーでは、齋藤飛鳥も近いオーラを持っている。
西野は中学時代には友達がいなかったという記事を読んだことがある。
そのため、授業が終わると急いで家に帰宅したため、歩くのが早くなったそうである。
実は乃木坂メンバーにはこのようなタイプが多い。
例をあげるとしたら、白石麻衣も中学時代にいじめに会っている。
私はこの原因を彼女達の容姿にあると考えている。
あんなに顔が小さくて手足が長くてお人形さんみたいな女の子がいたら周りから浮くのも無理はない。
同級生は「崇拝」か「拒絶」の2択を迫られる。
そこで「拒絶」をした同級生に対して私は責める気になれない。
私が女性だったら西野七瀬とは友達になりたくない。
あんなに可愛い子が隣に並んだら自分が惨めで死にたくなってしまう。
まさに公開処刑である。
西野七瀬のファンで有名な卓球の平野美宇選手(15)が西野七瀬の魅力について次のように答えている。
ななせまるは守ってあげたくなるタイプなんです
私も西野七瀬の魅力の根幹はそこにあるような気がする。
そして、気付いたら「釣り堀」で釣れたのは、魚では無く私達なのである。