斎藤ちはるのメンタルが不安定なので「中3トリオ」から「真夏のトライアングル」に推し変しようかと考えている。
真夏のトライアングルとは、中元日芽香、齋藤飛鳥、北野日奈子の15th選抜のポジションを結ぶと三角形になることからこう呼ばれている。
「トライアングル」の最初の出典はどこかと言うと、6月4日の北野日奈子のブログのタイトルに使われている。
その後、AKB48新聞にも「真夏の大三角形」などと紹介されることになる。
つまり、6月5日放送の『乃木坂工事中』の15thの選抜発表前にきいちゃんから選抜入りのヒントが出ていたのである。
中元日芽香、齋藤飛鳥、北野日奈子の関係性を深く理解していれば、私は6月4日の段階でひめたんときいちゃんの選抜入り、齋藤飛鳥のセンターを予測することが出来たのである。
きいちゃんがせっかく重大なヒントを出していたのにかかわらず、まったく気づかなかった先月の自分を呪い殺してやりたい気分だ。
きいちゃん、ごめん。
カップリング曲も密かに「真夏の大三角形トリオ」で1曲欲しかったのであるが、プロデュース力で勝る「さゆりんご軍団」に奪われてしまった。
私は北野日奈子が選抜発表からこれまでどんなことを考えて来たのかいつもの妄想力で想像して見ることにした。
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北野日奈子 アルタイルの決意
15枚目の選抜発表が始まった時、最初に中元日芽香の名前が呼ばれることになる。
ひめたんが選抜入りにこだわっていたことは隣にいてずっと伝わっていた。
入るんじゃないかと期待されていた14枚目で選抜を逃して泣き崩れていたことを思い出す。
私、自身、ひめたんが選抜に入らなかったことで「この先もずっと変わらないんだ」と思ってしまった。
だから、すべてが報われたわけじゃないと思うけど、ひめたんの選抜入りは素直に嬉しかった。
ひめたんが「変化を起こしたい」と思ってやってきたことが実ったんだって。
その後に私の名前が呼ばれて飛鳥が泣いてくれた。
私も後日放送を観てあの場面で泣いてしまった。
飛鳥がセンターに選ばれることはなんとなく予想していた。
アンダーライブの東北ツアーと舞台『じょしらく』があって14枚目は飛鳥と絡むことは少なかったけど「飛鳥が人知れずがんばってる」という話はスタッフから聞いていた。
飛鳥がビジュアル的にも内面的にも変わろうとしていることは気づいていたし、14枚目期間はお互いにネガティブなことを言ってなかった気がする。
飛鳥がセンターになったことで道が開けたと強く感じる。
乃木坂46はお姉さんメンバーが前にいることが多かったけど、飛鳥が先陣を切ってくれたことで、私やひめたん、みなみおなが選抜をガラッと変えることができるんじゃないかって。
『裸足でSummer』は最初に聴いた時は正直難しいかもと思った。
「乃木坂46の代表曲にしたい」という想いが実現できるか不安があった。
だけど、聴いていくうちに癖になるし、振りも覚えやすい。
歌詞はワガママな女の子に振り回されるという内容だ。
実際にはそうじゃないけど、飛鳥の見た目はワガママっぽいのでピッタリなのかなって。
MVの撮影は沖縄で行われた。
個人としては物語系のMVばかりで、リップシンクをしたことが無かったので「リップシンクってこんなにアイドルなんだ!」って始めて気づいた。
8枚目で選抜入りした時は心を閉ざし過ぎてたんだと思う。
でも、今回は「選抜ってこんなに楽しかったの?」と思うくらい桁違いの楽しさを感じている。
もし次のシングルでも選抜に入って定着することが出来ればもっと楽しくなるんだろうな。
その楽しさを味わいたい!
逆に「次のシングルで選抜に入らなかったヤバいな」と毎日考えてるので、いまできることを全力でやろうと思っている。
でも、その「全力でやろう」を上回るくらいの楽しさは今はある!
「夏の大三角形」については、飛鳥は「たまたまでしょ」という冷めたリアクションだ。
2人には何の説明もしないで勝手に言い出して申し訳ないかな。
ひめたんとはアンダーライブ東北ツアーで更に絆が深まったと思っている。
当時は本当のことはひめたんにしか言えなかった。
何かを変えたい気持ちがあっても「2期生だから」と躊躇してしまうことがあったけど、そんな提案をできるのはひめたんだけだった。
ネガティブな所から起き上がって、前向きな話し合いができた。
自分の中ではもうアンダーに戻れないと思ってる。
3列目に留まることなく自分の目指してる景色をみたい。
助走距離の歩幅は数え終えたので、あとは助走して大きく跳ぶだけだ。
<参考文献>
AKB48新聞2016年6月号